A³のプロジェクトVahanaが個人の航空移動の夢を現実に
Rescale, Inc.が2017年6月19日にリリースした発表文の抄訳です。
訳注:A³は、Airbus社のベンチャー組織で、垂直離着陸機などの航空移動を快適にする新しいプロジェクトを手がけています。
Rescaleは、A³とそのプロジェクトVahanaを革新的な新規顧客として発表しました。プロジェクトVahanaは、個人の航空移動の夢をエキサイティングな現実に変えまるプロジェクトです。 Vahanaはパイロットの免許を持たない人へパイロットを必要としない自律型航空機を導入することで、誰もが自由に飛行できるようにするという大胆な提案をしています。
この垂直離着陸(VTOL)航空機の設計段階において、A³は巨大な設計空間を必要としました。デザイナーはSFのような形を求めており、構造技術者は重量に関心があり、空力専門家は滑らかで高性能な飛行面を求めています。オンデマンドシミュレーションソフトウェアと高速でスケーラブルな大規模コンピューティングリソースの利用を容易にすることにより、Rescaleは、A³に膨大な数の仮想プロトタイプを作成し、設計空間をカバーし、すべてのステークホルダーを満足させることを可能にしました。 A³は最適設計を達成するために何千ものシミュレーションを実施し、これらすべてを最小の社内ITリソースで達成しました。
「A³プロジェクトのVahanaは、個人の移動手段における未来に活気を与えます。 Rescaleのスケーラブルなコンピューティングリソースは、複雑な空力特性の迅速な分析を可能にします」とVahana Project ExecutiveのZach Loveringは述べています。 「正確性の高い予測ソフトウェアによってプロジェクトの技術的リスクを低減するには、膨大な計算リソースが必要です。 当社のソフトウェアツールを高性能ハードウェアに接続するためのターンキーソリューションを、Rescaleが提供しています。」
RescaleのCEO、Joris Poortは次のように述べています。「A³のような革新的な企業を顧客として迎え入れることができ喜ばしいです。 航空機設計のような広大な設計空間においては、ますます変わるコンピューティング需要の要求が高まり、エンジニアリングチームとITチームは、従来の社内のIT環境の枠を超えて考える必要があります。 Rescaleを通じて、A³は世界中で利用可能なハードウェアとソフトウェアのリソースを最大限に活用し、非常に複雑で画期的なプロジェクトの迅速で最適な設計を実現しています。」
英文プレスリリースは以下をご覧下さい。