In-Browser Desktops (ブラウザー内仮想デスクトップ):HPCの視覚化を即座に開始
RescaleのアプリケーションエンジニアのAlex Huangがポストしたブログ記事の翻訳です。
元記事はIntroducing In-Browser Desktops: Instantly Launch Powerful HPC Visualizationsをご覧ください。
Alex Huang – 2017年1月30日
Rescaleは、便利な新機能であるIn-Browser Desktop(ブラウザー内で利用できる仮想デスクトップ環境)を当社のプラットフォームへ導入しました。この新機能によって、最新のWebブラウザーを利用するだけで、プレ/ポスト処理と視覚化のニーズに対応する、GPUアクセラレーションを利用したリモートデスクトップに接続できます。
In-Browser Desktopsは、実行中のジョブから視覚化ノードを起動するための最速の方法です。パスワードの設定、接続ファイルのダウンロード、トンネリングのためのスクリプトの実行は必要ありません。これは、ファイアウォールがあっても、HTTPSで簡単かつ安全にリモートデスクトップへアクセスできることを意味します。ブラウザーを通して、すべてシームレスかつ安全に実行されます。
デスクトップに接続する場合、In-Browser Desktopを使用するか、RDP(Remote Desktop Protocol)またはVNC(Virtual Network Computing)クライアントファイルをダウンロードして、すでに利用している自分のリモートデスクトップクライアントを使用することもできます。
実行中のジョブからの視覚化のためにn-Browser Desktopを起動する方法は次のとおりです。
ステップ1:実行中のジョブに対して“Visualize” (可視化)を選択します。
In-Browser Desktopの起動:ステップ1
ステップ2:“Launch” (起動)を選択して、デスクトップ設定を確認します。
ブラウザー内デスクトップの起動:手順2
ステップ3:“Connect using In-Browser Desktop”(In-Browser Desktopを使用して接続する)をクリックし…
In-Browser Desktopの起動:手順3
… ほら!以下のSTAR-CCM +の例に示すように、ブラウザーからジョブを直接監視することができます。
In-Browser Desktopの起動:手順4
自分のリモートデスクトップクライアントを使用して結果を視覚化する場合と比べてみましょう。これは、以下に説明する複数のステップのプロセスです。
- ステップ1:オペレーティングシステム固有のRDPクライアントをダウンロードします。
- ステップ2:パスワードの生成を選択し、パスワードをクリップボードにコピーします。
- ステップ3:RDPクライアントファイルをダウンロードします。
- ステップ4:RDPクライアントを起動し、ステップ3でダウンロードしたファイルを開きます。
- ステップ5:システムが初期化されるのを待ち、ステップ2から適切なユーザー名とパスワードを入力してログインします。