1.1X Rescale CLI のセットアップ
Rescaleにジョブを投入するためのコマンドラインアプリ
RescaleクライアントアプリまたはRescaleコマンドラインインターフェース(CLI)は、Rescale APIを明示的に知らなくてもRescaleにジョブを投入・管理できるJavaベースのクライアントアプリケーションです。Rescale API用のシンプルなコマンドラインユーティリティを提供するだけでなく、Rescale Cloud Storageに直接ファイルをアップロードするためのマルチスレッド転送ライブラリも統合されています。また、Rescale Data Storeからのファイルのアップロード/ダウンロードに関連するあらゆる認証も処理されます。このアプリには、いくつかの主な機能があります。
- Submit: 現在の作業ディレクトリにあるジョブをRescaleに投入する。
- Status: Rescaleで実行中のジョブの状態取得
- Sync: ジョブの出力ファイルをハードディスクにSyncする
- Retrieve Info: Rescale APIからメタデータを取得する。
このセクションでは、ローカルのワークステーションでRescale CLIアプリをセットアップするために必要な手順について説明します。Rescale CLIバージョン1.1.0以降では、Javaを個別にインストールする必要はありません。Java RTEは、CLIのインストール・パッケージにパッケージされています。