オブジェクト記憶域
オブジェクト ストレージは、データをブロックやファイルではなくオブジェクトとして管理するデータ ストレージ アーキテクチャの一種です。 オブジェクト ストレージでは、各オブジェクトに一意の識別子が与えられ、ハード ドライブやクラウド ストレージ システムなどのストレージ デバイスにアクセスしたり、ストレージ デバイスから取得したりできるようになります。
通常、オブジェクトにはデータ自体に加えて、オブジェクトの作成日、サイズ、その他の属性などのメタデータが含まれます。 オブジェクト ストレージは、マルチメディア ファイル、電子メール メッセージ、ドキュメントなどの非構造化データや、IoT デバイス、ソーシャル メディア プラットフォーム、その他のソースによって生成されたデータによく使用されます。
オブジェクト ストレージは、スケーラビリティ、耐久性、アクセスしやすさを提供するように設計されており、データを迅速かつ確実に利用できる必要がある大規模なアプリケーションや環境に適しています。 これは、クラウド ストレージ サービス、コンテンツ配信ネットワーク、およびデータが保存され、インターネット経由でアクセスされるその他のアプリケーションで一般的に使用されます。