リバティー大学工学部(Liberty University Engineering)新たな研究開発能力を獲得するためクラウドネイティブHPCに投資 

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2,500以上のHPC研究開発の実験
さまざまなエンジニアリング研究プロジェクトで600万以上のコア時間を使用

工学によって社会に影響を与える

リバティー大学は、イノベーションを起こし、明日の社会を変革する価値観を持った学生を教育することを使命としています。リバティー大学の工学部は、学生や教員の研究力を高め、将来のリーダーを継続的に惹きつけるために、最先端の研究プロジェクトを可能にするカリキュラムやツールに投資しています。急速に進化する産業界のニーズに応えるため、リバティー大学ではさまざまな分野でシミュレーションベースの設計を取り入れています。シミュレーションや計算工学のアプローチを授業や競技、クラブ活動に応用することで、高品質な研究と優秀な卒業生を輩出しているという大学の評価をさらに高めていくことを目指しています。

次世代の研究開発の障害を解決する

工学部は、リバティー大学の中でも成長が著しい学部の1つです。工学部のカリキュラムでは、コンピュートリソースを多用する研究開発が必要となっており、適切なハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)リソースを提供しなければならないという課題に直面していました。土木工学、電気工学、産業工学、機械工学、コンピュータ工学など、さまざまな工学系のカリキュラムで必要とされる  HPCソフトウェアおよびハードウェアは大きく異なります。このような多様なニーズを継続的にサポートすることがリバティー大学の IT チームの課題となっており、ニーズに合わせて迅速に拡張できるソリューションを検討していました。リバティ大学の IT ディレクターである Brian Wilkes 氏は、次のように述べています。「堅牢な HPC システムについての要望が上がったときには、コストとリソースを迅速に提供する能力に不安を感じていました。具体的な要件を詳細に検討していく過程で、オンプレミスでソリューションを導入して維持するための人員が不足していることが判明したため、クラウド HPCの選択肢も検討することにしました。」

最適なクラウド HPC の導入を評価する

リバティ大学の IT チームと工学部のチームは、学生数や、HPC のバッチワークロード、可視化やプリ / ポスト処理のためのクラウドデスクトップなど、さまざまな計算ニーズに容易に対応できるソリューションを求めていました。クラウド HPC の導入が望ましい戦略であると判断した後、リバティー大学のチームはパブリッククラウドサービスプロバイダーを利用して、独自のクラウドサービスを構築するために必要な作業の評価を開始しました。このプロセスにおいて、チームは専用の HPC ソフトウェアを利用するための作業を行っていましたが、この HPC ソフトウェアベンダーは Rescale と連携したことがあり、このソフトウェアを稼働するための包括的で展開が容易な HPC ソリューションとして Rescale を利用するように推奨しました。Rescale は、リバティー大学の他のすべての HPC アプリケーションをサポートすると同時に、構築済みの IT 管理ツールを提供しており、チームの導入時間を大幅に短縮できると判断されました。

リソースの制約を受けず、最大限に活用する時代へ

IT システムオペレーションマネージャーの Dan Harmony 氏は、リバティー大学のチームがコスト、IT リソース、専門知識に関する制約を克服できるようにRescale が支援したことについて次のように述べています。「Rescale は、容易に導入、使用、制御できるオールインワンの HPC プラットフォームを提供してくれました。ハードウェアやコストをプロジェクトレベルで管理できるようになったことは、大きなメリットです。」Rescale プラットフォームによって、リバティ大学の研究者は簡単に使用方法を習得できるようになりました。必要なときに最新の cloud HPCツール を柔軟に利用でき、新たな可能性を開拓できるようになったのです。工学部の部長である Mark Horstemeyer 博士は、次のように述べています。「クラウド HPC を効率的に活用できるようになったことで、スタッフや財源をより効果的に利用できるようになり、産業界に新たな風を吹き込み、社会を変革することのできる学生を育成するという目標を達成することができました。」

現在、工学部では、地質学、気象学、有限要素法、流体力学、熱力学、電磁気学、また他のコンピュートリソースを多用するシミュレーションによって、学生は複雑な問題を探求する能力を高めることができるようになりました。工学部のプログラムに参加している学生は、リバティー大学の教授であり研究者でもあるJohn Baumgartner 博士が開発した「Terra」(下記参照)などのカスタム HPCソフトウェアコードや、「Simulia Abaqus」など、広く利用されている工学アプリケーションを自由に利用できます。