ANSYS Mechanical FAQs
バッチジョブで使用するライセンスの指定方法は?
ソフトウェアの設定ページでは、コマンドに-pフラグを付加することで、チェックアウトしたいライセンス機能を指定することができます。
例えば、mebaという機能を使いたい場合、コマンドボックスは次のような表示になります。
ansys181 -dis -b -mpi ibmmpi -np $RESCALE_CORES_PER_SLOT -machines $MACHINES -p meba -i <input-file>
ノードあたりのコア数を設定する方法は?
ソフトウェアの設定ページでは、ノードあたりのコア数を指定することができます。
複数のノードを使った配信停止
例えば、3ノードクラスタで1ノードあたり12コアを設定したい場合は、「-np」フラグを捨てて「-machines」フラグのみで行ってください。マシンファイルには、各行の中に各マシンのホストが含まれることになります。情報の取得を自動化するために、以下のようなコマンドを使用することができます。
export LICENSE_FEATURE=meba node1=$(head -n 1 ~/machinefile | tail -n 1) node2=$(head -n 2 ~/machinefile | tail -n 1) node3=$(head -n 3 ~/machinefile | tail -n 1) ansys${ANSYSMECH_VERSION/./} -dis -b - machines $node1:12:$node2:12:$node3:12 -i <input-file.dat> -p $LICENSE_FEATURE
1つのノードを使用して配信を停止する
あるいは、1ノードあたり32コア以上のハードウェアセットアップを使用することもできます。Emeraldコアタイプは、ノードあたり36コアを備えているため、良い例となります。したがって、36コアのEmeraldクラスターをセットアップし、32コアのMechanicalのみを実行するコマンドは次のようになります。ここでは、マシンフラグを削除していることに注意してください。
export LICENSE_FEATURE=mebaansys${ANSYSMECH_VERSION/./} -dis -b -np 32 -i <input-file.dat> -p $LICENSE_FEATURE
End-to-EndのデスクトップでMechanicalを対話的に実行する場合、複数のノードを活用するにはどうすればよいですか?
Mechanical GUI では、追加のソルブプロセス設定を指定できます。これには、ソルブプロセスで使用するマシン/ノードを追加で指定する機能が含まれます。
クラスタ内の追加のマシン/ノードを利用するには、Mechanical GUIで以下の設定変更を行います。
- 更新オプションは、”Use application default”(”My computer”)のままにしておきます。
- Mechanical GUIを開き、[Solve Process Settings]を開く(以下のスクリーンショット参照
- “My computer “を選択し、”Advanced “をクリックします。
- 以下の項目を更新してください。
- Max number of utilized cores
- ジョブ起動時に指定したコア数以下でなければなりません。
- Additional Command Line Arguments
- このフィールドは、-machines <マシン情報の記入> という構文でなければなりません。例えば、-machines ip-10-25-75-132.ec2.internal:36:ip-10-25-68-133.ec2.internal:36
- マシンのホスト名を取得するために、Rescaleはホームディレクトリにあるファイルに必要な文字列を用意しています。
- ターミナルを開き、cat mpd.hosts.string と入力し、その出力をコピーしてください。
- Max number of utilized cores
bash-4.2$ cat mpd.hosts.stringip-10-25-75-132.ec2.internal:36:ip-10-25-68-133.ec2.internal:36